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まだ言葉を使ってうまく自分の気持ちを伝えられない赤ちゃんたちの言葉として考えられています。
とても好奇心旺盛で目に映るさまざまなことを周りに伝えたいはずです。赤ちゃんはいったい何を伝えようとしているんだろう?という疑問からアメリカの心理学者によって赤ちゃんとの手話でのコミュニケーションが研究され始め、今では新しい育児法の一つとして確立しています。
ベビーサイン興味はあるけど、ちょっと不安ですよねそこで、こちらではベビーサインの色々お教えします★
この研究ではベビーサインがケイトだけでなく、赤ちゃんなら誰でもできるのもなのかが調べられました。
答えは皆さんの予想どおり。ほとんどの赤ちゃんは最低1つか2つぐらいのジェスチャーを創り、中にはたくさんのベビーサインを創り出して使いこなす赤ちゃんもいたのです。
さらにこの研究では サインと言語の発達 乳児の生活の中でのベビーサインの根源 性別・生まれた順番の違い
という3つの点からもサインを使う赤ちゃんが研究されています。
この研究ではベビーサインが言語発達との関係が発表されています。
様々な事例をとおして出た結果は、言語発達よりもベビーサインの発達が易しいということでした。
長年、国の補助を受けて研究されたサインが言語発達にあたえる影響が発表されました。
11ヶ月、15ヶ月、19ヶ月、24ヶ月、30ヶ月と36ヶ月のベビーサインを使う赤ちゃんと、同じ月齢であるベビーサインを使わない赤ちゃんの二つのグループに対して言語能力のテストを行った結果、ベビーサインを用いる赤ちゃんの方が言語発達が優れているという結果がでました。ベビーサインの素晴らしさが認知された瞬間です。
小学校2年生の子供にIQテストを行った結果、2歳の時にベビーサインを使っていた子供の方がIQ平均12点高いことがわかりました。ベビーサインを使っていた子供の平均IQが114点に対して、ベビーサインを使っていなかった子供の平均IQは102点だったそうです。
サインは言語なので、無限大にあります。個人差はありますが、赤ちゃんは通常60〜70のサインを使いこなせるようになります。それによってベビーサインを使う赤ちゃんが興味のあるものに対して、親の注意も引く事ができるか(ジョイントアテンション)を研究しました。
ベビーサインを用いる19ヶ月から24ヶ月の赤ちゃんは「ジョイント・アテンション」ができたのに、ベビーサインを使わない赤ちゃんは上手にお母さんの興味をひきつけられなかったことがわかりました。この研究はベビーサインが言語能力やIQの発達に寄与することを裏付けた研究でもあります。 言葉でなくてもベビーサインを使い、お互いの心が通じ合うことでお母さんと赤ちゃんとの間がもっと近づくことがわかります。
実際にベビーサインを使って育児をしてみたお母さんも増えてきました。そして“ベビーサインがすごく育児に役立つことがわかった”という話もよく耳にします。お腹が空いたら「おっぱい」と教えてくれるし、ボールで遊びたいなら「ボール」とサインをしてくれる。
私も楽でしたし、子ども自身も泣かなくても気持ちが伝わるということがわかり、私たちとのコミュニケーションを楽しんでくれるようになります。今では雑誌やテレビなどで知る人も多くなり、ベビーサインを体験したママたちの口コミを通じて、草の根的に広がっています。現在は教室で赤ちゃんとママにベビーサインを教えるところもあります。
ベビーサインで子育てしている人は「初めて我が子がベビーサインを出したときの感動が忘れられない!」と口を揃えて言います。コミュニケーションできる喜びというのは親子どちらにとっても嬉しいものです。
親子の絆が深まるのはもちろんパパとママのコミュニケーションが増えたという話もあります。
もちろんベビーサインは限られた時間だけ楽しめるものになります。ある時期が来たら赤ちゃんのほうからファーストサインを出して、コミュニケーションを取り始め、また時期が来たら赤ちゃんが自分からベビーサインを終えて、言語でのコミュニケーションに移っていくんです。
それが少しずつ徐々に、という子もいれば、ある日突然にベビーサインを出さなくなる子もいます。赤ちゃん自身がコミュニケーションの方法を選択しているんですよね。
Last update:2021/6/25